MAD MAX コンベンション 2016MAD MAX convention 2016 

以前から日本国内でMAD MAXファンの集会が開催されているのは知っていましたが、僕のようにインターセプターも持っていないような輩が参加できるようなイベントのハズが無い…と、勝手に自粛していました。
しかし、国内のインターセプターが一同に集まる場所であるならば、先達者であるオーナー様達の貴重な話が聞けるかも知れない!と、2016年に初めて参加しました。

会場の筑波サーキットで驚いたのは、予想外の来場者数と生で見るインターセプターのインパクト! 3台のブラックインターセプターが集結していました。目の前に置いてあるだけで存在感の違いから感じる迫力に圧倒されてしまいましたが、それがガンガン走り出してしまうので、鼻血が出そうになるほど興奮(汗)
それぞれオーナー様達の想い、情熱が込められた車輌を見て、改めてたくさんのエネルギーが貯まりました。

さらに、このイベントでは驚かされたことが他にもありました。国産チューニング関係、高性能エンジンオイル関係、チューニング雑誌関係のお仲間達と、会場で偶然ばったり。お互いに「え?なんでこんなところで??」という状態。しかも皆仕事ではなくプライベート。僕たちの同世代に隠れMAD MAXファンが多いことを、改めて実感しました。

そして、そんな仲間の一人から、世界で最も本物に近いレプリカと言われているらしいインターセプターのオーナーを紹介しますよ! という、ありがたい言葉を頂いてしまいました。持つべき物は人脈であり、行動力こそが大事であることを改めて実感。

イベントでは、グース役のスティーヴ ビズレー氏が来日。あのカッコ良かったグースも、こんな腹になるのか!という驚きがありましたが、レプリカのKZ1000で走り回る姿に興奮させて頂きました。

師匠のインターセプターMaster's Interceptor 

MAD MAXコンベンションから40日が経過。遂にインターセプターのオーナー様とお会いする日が到来しました。
一部ではMAD MAXホテル、MAD MAX温泉、MAD MAXの湯などで知られるK氏。とても気さくな人柄で、入手の経緯から何から何まで、聞きたいことを片っ端から聞きまくる失礼な僕に対し、とても親切に教えてくださいました。
よくよくお話を聞くと、僕が過去に何度も「仙台」でインタービューしたことがある、通称「水道屋さん」と友達だそうで、世界の狭さを感じてしまいました。この日を切っ掛けに、僕の中でK氏はインターセプターの「師匠」です。感謝してもしきれないほどのエネルギーを頂き、さらにガンガン後押ししてくださるお陰で、今まで以上に真剣度がアップしました。
師匠のインターセプターに同乗させて頂いた時に感じた加速感と、お聞きしたエンジンのスペックから、ボディの高い安定性を改めて実感しました。

ちなみに、エンジンパワーの数字に関しては、何も心配していません。今どきは、良くできた吊しのV8(日本で言うニスモのようなメーカー系で販売されている物)+スーパーチャージャーだけでも、簡単に800ps前後くらいなら出てしまうのがアメリカンV8の世界。単に600psが欲しいだけならNA600psが吊しで売っているので、エンジンを載せ替えるだけです。このようなエンジンを搭載した際の、車体側の問題が色々と気になっていたのですが、普通(?)に対応できそうです。