日本にあるインターセプター

ネットで検索したりイベントでお会いした方々のインターセプターです。
こうして見ると数多く存在しているような気がしますが、カスタムカーというのは製作者やオーナーの…
「どこまで再現するか…という、こだわり」
「こだわりを実現するための、さまざまな技量」
「こだわりを現実化するために必要な、予算」
などのバイアスが掛かるため、1台として同じ物が存在しません。それぞれの個体が製作者やオーナーの想いが込められたオンリーワンです。
これらは僕が把握している個体だけなので、当然、これ以外にも複数台が存在します。

※インターセプターを購入されたい方へ※
2022年6月現在、現地でファルコンの相場が暴騰したことで、輸入して日本で登録、インターセプターに仕上げるまでに軽く2500万~3000万円以上掛かります。つまり、既に日本国内でナンバー登録済みの個体を捜した方が遙かにお買い得なのです。
とは言っても、インターセプターが販売されることは非常に希なので、偶然販売車両と出会った際に「この個体はここが気に入らないな」などと悩んでいる間に別の方に買われてしまい、次の出会いまで10年待つことに…というのも珍しくありません。
このため、チャンスを掴む方法は…
・販売車両を見つけたら選り好みせずに即断即決で購入。気に入らない部分は納得するまでモデファイし、自分色のインターセプターに仕上げる。
・国内で稼働状態の車輌を詳細にチェックし、目星を付けた個体のオーナー様に直接交渉する。
…この2つの方法しか無いような気がします。
ちなみに僕は「三顧の礼」状態で電話交渉したものの、ウザ過ぎて着信拒否されてしまい、現地から購入するしか道がありませんでした(涙)

1:元・那須PSガレージ様のMAD MAXインターセプター

オーストラリアのゴードン氏が、PSガレージ様の依頼で製作した、僕に夢と希望をくれた個体です。現在は、ある県のオーナーが所有されていて、SNSで目撃情報が出ていることがあります。

2:元・那須PSガレージ様のThe Road Warriorインターセプター

同じくゴードン氏がPSガレージ様の依頼で製作した、ロードウォリアー冒頭の仕様。那須PSガレージ様での長年の展示が終わり、僕の先輩が購入。現在は三代目オーナー様の元で元気に走っています。

3:MAD MAXインターセプター

こちらもゴードン氏製作。オーナーが完成車輌をゴードン氏から譲って頂いたエピソードは、さまざまな媒体で紹介されました。インターセプターの情報を集めていたところ、知り合いがオーナーを紹介してくれました。搭載していたビッグブロックがブローし、セルシオのV8へ換装。劇中設定同様「ツインオーバーヘッドカム」です。現在は二代目オーナーが精力的にイベント参加されています。

4:Fury Roadインターセプター

MAD MAXコンベンションで撮影した車輌。最初はロードウォリアーだと思っていましたが、よく見ればフューリーロード!凄いです。この車輌が走っている姿を見るまでは、砂地ならともかく、日本の「アスファルトの上では絶対にフロントスポイラーが無いとカッコ悪い」と思っていましたが、あまりのカッコ良さにビリビリと背筋に電気が走りました。

5:MAD MAXインターセプター

オーストラリアでプライベーターの方がお乗りになっていた個体を輸入したそうです。MM1仕様ですが、MM2ダメージ(冒頭で体当たりした後)とコンパチ化しています。

6:ある地方のアメ車専門店が「数台輸入した車輌・1」

WEB上で目撃情報がいくつか出ている個体です。四国のイベントに展示されている動画がアップされていたこともあるため、恐らく四国のオーナー様の個体だと思われます。

7:ある地方のアメ車専門店が「数台輸入した車輌・2」

ある地方のアメ車専門店が最後期に販売した1台。
不動状態で国内某所に保管されています。いずれオーナー様が復活させてくれることを、楽しみにしています。ちなみにエンジンは351らしく、現在のミッションはATでした。

8:ある地方のアメ車専門店が「数台輸入した車輌・3」

僕の友人が所有するMAD MAXインターセプターです。ある地方のアメ車専門店がインターセプターの輸入を開始した初期に注文し、完成するまでの間に何度もニュージーランドのビルダーに画像を送ってもらい、細部の修正依頼をしつつ完成した拘りの1台。さらに日本で10年掛けて外装をやりなおし、新車のように綺麗に仕上がっています。現在は二代目オーナーの元で元気に走っています。

9:ある地方のアメ車専門店が「数台輸入した車輌・4」

アメ車専門店が雑誌広告を出した際に即注文されたそうですが、日本に来た車輌の「映画とは似ても似つかない外観」を何とかするべく、オーバーフェンダーやウイングを何度も作り直して理想の劇中車に仕上げています。現在は二代目オーナーが毎週のように走らせています。

10:MAD MAXインターセプター

オーストラリアで長年乗っていたオーナーがfacebookで手放すと宣言し、日本のオーナーが購入。紆余曲折あったようで手元に来るまでに4年くらい掛かり、すぐに売却。現在は二代目オーナーが走らせています。

11:ある地方のアメ車専門店が「数台輸入した車輌・5」

「たい焼屋さんの前で撮影された画像がWEBに残っているのみで一切の消息が不明」とされていたため、通称:たい焼セプターと呼ばれていた個体です。SNS経由でオーナーの息子様と繋がり、イベントで実際にオーナー様ともお会いすることが出来ました。元々は「ある地方のアメ車専門店」が一番最初に輸入した個体で、現在のオーナー様は二代目オーナーだそうです。

12:MAD MAXインターセプター

神奈川県在住の方がXBファルコンを個人輸入し、ボディパーツなど少しずつ取り寄せて製作していた個体です。ネットオークションで販売されました。