MAD MAXのインターセプター

MAD MAX

ここでは劇用車の詳細を追ってみます。
ボンネットから突き出したスーパーチャージャーは、ウェイアンド(ワイアンド?)6-71。
フロントはテンショナー付きの旧カバーです。
側面から見た感じでは、フロントカバーがアルミ鋳肌なのに対して、ケース本体はバフ仕上げであることが判ります。

リアカバーはアルミ板を貼ったような状態。スーパーチャージャー上に固定されているのは、スコット スーパーインジェクション。これはダクトとスロットルバタフライ、燃料噴射装置が一体になった物で、この手のスーパーチャージャー仕様に一般的に装着されるキャブレターよりも小型です。今となっては詳細は判りませんが、メカニカルポンプと組み合わせた燃料噴射システムだったのではないかと想像します。
画像からはスロットルレバーが確認できるものの、車体側から伸びる燃料ホースを確認できないため、燃料噴射装置として機能していないことが判ります。

サイド出し8本マフラーは、各出口がファンネル形状になっています。マフラー出口の先端と、フェンダーのダクトまでの距離が結構あることから判る通り、かなり短いです。 V8エンジン搭載車であることを視覚的に表現した演出ですが、ファニーカーのエキゾーストのように、8本独立してはいません。タコ足(ヘダース)で集合後、フロア下で4本に分岐させています。 なぜそう言い切れるかというと、スーパーチャージャー搭載の351Cで、600psのストリート仕様という設定。これを効率よく達成するには、絶対的に排気干渉が「あった方が良い」からです。

車内のスーパーチャージャースイッチはシフトレバーの前側に固定されていて、上に引くとスーパーチャージャーが回り出します。 赤いボタン状のスイッチですが、基部の四角い箱が銀色なのが、ちらっと見えます。

マックスがエンジンルームに手を突っ込んで、スロットルを直接操作して空吹かし→エンストするシーンがありますが、このシーンが本当に残念。今さらですが撮り直し希望。脚本上、重要な演出なので、カットはダメです。撮り直しです(笑) この仕様はスーパーチャージャーの上にスロットルが移動しているため、あの位置にはスロットルバルブもワイヤーも無いんです。つまり、あそこに手を入れて空吹かししたことで、スーパーチャージャーはニセモノですと宣言しているようなモンなのです。

これは海外のサイトから拾った画像ですが、ブラックパーシュートスペシャルをMFPカラーにオールペイントした猛者がいるようです。 僕もMFPという組織について色々と想像の翼を広げていますが、これは予想していなかったので驚きました!