もう2ヶ月以上前の話になりますが、2018年11月11日、テイスト オブ ツクバというイベントにお呼ばれして、筑波サーキットのイベントに行ってきました。11月にも関わらず、かき氷やアイスが飛ぶように売れるほどの熱気と盛り上がり。職業柄、筑波サーキットには年間何度も足を運んでいますが、ここまで人で埋め尽くされる程の来場者数は初体験でした。
イベント自体はオートバイのレースでしたが、ムービーカーの展示コーナーがあり、K師匠のインターセプターと、僕のインターセプター、グースさんのバイクを並べて展示。レースの合間に筑波2000(コース)をパレードランするなど、とても楽しい1日でした。
パレードランでは、がら空きのフラットな道で(サーキットだけど)目の前を走るグースさんを、スーパーチャージャー越しに見つつドライブ。そんなシーンは劇中にはありませんが、映画の中に飛び込んだかのようなバーチャル体験でした。グースさんも、左右のバックミラーの両方から僕と師匠のインターセプターが迫ってくるのが見えるという、これまでにない体験だったそうです。レースで盛り上がる筑波サーキットの中で、僕たちだけMAD MAX体験でドキドキしておりましたが、場違いではありませんでしたでしょうか 汗
ちなみにグースさんのバイクは、なんとMAD MAXコンベンション2016で、来日したスティーヴ ビズレー氏がライディングした、あのZ。タンクに書かれた氏のサインを見て、まだインターセプター購入の糸口すら掴んでいなかった当時を懐かしく思い出しました。あの日、勇気を持ってコンベンションに参加したお陰で、今の僕があります。もし行かなければ、インターセプターのオーナーにはなっていなかったかもしれません。
イベントの終盤近くに、大事件が発生! なんと、会場で挨拶をしてくれた人から「実はインターセプターを購入したのですが、色々相談に乗って頂きたいと思いまして…」と、驚きの相談を受けました!!
しかも名刺交換したところ、あれ、あれれ、ジロハチ先輩じゃないですか! えーっ!なんとビックリ知り合いでした。15~18年くらい前に一緒に仕事をさせて頂いた日のことは、一語一句正確に記憶しています(笑) 近しい人がインターセプターのオーナーになると聞いて、かなり興奮してしまいました。
実はジロハチ先輩も、当時MADMAXやインターセプターにヤラレた1人だったそうです。上がりのクルマ(人生最後の趣味車)としてインターセプターを探し続けていたらしく、MAD MAXコンベンション2016にも参加していたそうです。まさかニアミスしていたとは。
先輩が入手したのは、MAD MAX2(ロードウォリアー)仕様。しかも、インターセプターレプリカ界の巨匠、ゴードン氏が製作した個体です。
ちなみに、MAD MAX2仕様のレプリカは、MAD MAX仕様と比べると世界的に少なく、ゴードン氏が製作した個体は2台しかないと言われています。つまり、本当に希少な1台。すでにピンと来ている人も居ると思いますが、この個体は那須PSガレージでの長年の展示が終わり、販売されていた2号機です。このHPでも、トップページのスライダー2枚目と4枚目の画像として使わせて頂いているので、皆様にはお馴染みの個体です。長らく展示していたこともあり、現在は走り出すための整備中。僕のインターセプターもミッション交換中なので、両方の整備が完了次第、一緒に走りに行きたいと思っています。